去年、おかいこの自由研究をした子が、今年も蚕を孵化させて、
さらにテンサンも孵化させ、育て上げた。というお母様からのニュース。
「まるで子犬を『かわいい~』というように、蚕を手に乗せてかわいがってるんです」
お母さんは、ようやく触れるようになった、とのこと。
「探検の殿堂で、もらった3匹の蚕から、こんなことになるとは。
何に、どう興味を持つか、わかりません。だから、できるだけ、たくさんの経験をさせてあげたいです。
そんな教室をたくさんしてくれること、本当にありがとう。」
こういう話は、この仕事をしていて、
本当にうれしいなと思うことのうちの一つです。
何年先になるかわからない。
確かに芽がでるかもわからない。
だけど、からだのどこかに、確かに種は植えることができるんです。
報告してくださったお母様、本当にありがとうございます。
そして本人さんはこれからも、自分の興味のアンテナを磨いて、
どんどん突き詰めていってほしい、と思います。
▲ by tanken-n | 2010-08-10 17:41 | イベント